Macでプログラミングをしたり、Webサーバーなどをの設定をする時など、.htaccessファイルなどの隠しファイルを設定したりすることがあります。ファイル名の最初がドットで始まるファイルですね。
通常は内容を容易に変更したり、誤って削除したりしてしまわないように、MacでFinderで検索しても隠しファイルは表示されるようにはなっていません。
実際にこの隠しファイルを操作しなければならなくなった場合、どうすればいいのでしょう?
ここではこの隠しファイルを表示させる方法を2つまとめておきます。
Macにインストールした公式のPython3をアンインストールしたい場合、その作業中にMac内の隠しファイルを表示させる必要があります。そんな作業をすることが必要になった時のための準備でもあります。(AnacondaをインストールしてPython3が重複するような時に、そう行った作業をする場合もあるでしょう)
ターミナルで隠しファイルを表示させる方法/非表示にさせる方法
隠しファイルはMacのターミナルを使って表示/非表示することができます。通常は非表示になっているので表示する方法からみていきましょう。
ターミナル起動して、次のコマンドを入力することで隠しファイルを表示することができます。
$ defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles TRUE
$ killall Finder
これでFinderを起動してディレクトリ内などを確認してみると、今まで見えていたファイルやフォルダ以外に隠しファイルや隠しフォルダが表示されているのがわかります。
ただし、.DS_Storeといったファイルがデスクトップなどにも一緒に表示されることになります。これが表示されたままでは画面表示がとても見辛いという人もいるでしょう。
そこで、目的の隠しファイルの編集などが終わったら、隠しファイルを非表示にしておくのもいいでしょう。
そこで今度は、ターミナルに次のようにコマンドを入力してみましょう。上のコマンドの1行目のTRUEがFALSEになっているだけです。
$ defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles FALSE
$ killall Finder
隠しファイルを非表示になったのが確認できると思います。.DS_Storeも消えているはずです。
ショートカットキーで隠しファイルの表示/非表示を切り替える
実は、隠しファイルの表示/非表示の切替は、ターミナルを使わなくても可能です。
ターミナルに長いコマンドを入力しなくても切替られます。慣れていないと上でやったコマンドは覚えていられないですからね。
隠しファイルの表示/非表示はショートカットキーを使うこで切り替えることができす。
次のキーを同時に押すことで、隠しファイルの表示/非表示の切り替えが簡単にできます。
[command] + [shift] + [.(ドット)]
コマンドキーとシフトキー、ドットキーを同時に押してみましょう。隠しファイルが表示されたり非表示になったりするのが確認できるはずです。
こちらの方がターミナルにコマンド入力する方法よりも簡単ですね。
まとめ
ここでは、隠しファイルの表示/非表示の切り替えをする方法について、ターミナルからコマンドを入力する方法と、ショートカットキーを使う方法の2つを見てきました。
どちらも知っておいていいと思いますが、ショートカットキーを使う方が簡単ですね。私もこちらの方法を利用しています。
[commandキー] + [shiftキー] + [.(ドット)キー]
とりあえずこれだけでも指に覚えさせておきましょう。
冒頭で関連して触れたMacにインストールした公式Pythonのアンインストール方法はまた別のところで扱います。